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理事長の部屋

NO.79 平成27年度(第19回)入学式祝辞 (短大 平成27年4月4日)

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本日から学業のみならず新しい友人や地域社会との交流も始まろうとしています。そのような新しい環境の中で、新入生の皆さんは、いろんな夢や目標をもって本学に入学されたと思います。

私も、夢や目標を持っています。当然のことながら、自分の夢や目標を絶対に叶えたいと思う気持ちも強く持っているつもりですが、その夢や目標に向かって現実的にやっていくと、もしかして実現が難しいなぁ~と感じる自分が少しずつ出てきます。難しいなぁ~と思う壁をどのように乗り越えるかをこれからの学生生活で学ぶことが重要です。成功者と言われる人たちを見てみると、共通点があることに気づきます。それは、人や社会のことにどれ関心を持ち、どれほどの思いやりを持てるか、ということです。

 

筑波大学に山海嘉之という電子工学の先生がいます。病気の人や、車いすを利用されている障害のある方や高齢者の人たちがもう一度自分の足で歩きたい、筋肉が衰えて重いものを持ち上げることが出来ない人が難なく持ち上げることが出来ないか、という思いを強く持っています。山海先生は、どんな人でも、人は物事を受け入れる高い能力を持っていることを常に信じ、そして、このような人たちを何とかしてもう一度歩けるようにしたいという思いを強く持っていました。人の脳は神経を通して筋肉へ信号を送り、その信号が生体電位信号として皮膚の表面に漏れ出てくるそうです。 その原理を応用して、ついにロボットスーツを開発し(簡単な器具を装着する)、現在実用化が始まりました。 ハーバード大学はじめ全世界の有識者が興味を持ち始め、ロボットスーツは全世界で実用化され、量産化も間近になってきたそうです。将来はメガネのように体の一部になったり、洋服を着る感覚で着用できるようにしたいと山海先生は考えていますが、これも皆さんが社会に出る頃には実用化されているかも分かりません。

 

新入生の皆さんはヒトをケアーするという、大変崇高な分野を志願し、本学に入学しました。ヒトや社会への思いやりの気持ちが強ければ強いほど、どんな困難な局面に直面しようとも、夢や目標を叶える可能性が高くなります。

私たち教職員は、皆さんが健康で楽しく、多くを学習出来るように頑張ります。

皆さんの入学を心より歓迎し、入学式の祝辞とします。

                          浦山 哲郎山                      

2015年4月27日 | 理事長の部屋 |

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