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理事長の部屋

NO.78 平成26年度(第17回)卒業式祝辞 (短大  平成27年3月19日)

 

        

              ~~~~前略~~~~

 さて、日本経済は好景気に転じ始めましたが、就職戦線においてはまだまだ厳しい状況だったと思います。そのような中で、97%の内定を獲得出来たことは大変素晴らしく、重ねて祝意を表します。

 卒業生の皆さんの多くは、国家資格を取得し、医療や福祉の分野で専門職として人をケアする仕事につきますが、人とひととの関係で一番大切にして欲しいことは、「お互いに関心を持ちあう」ということです。

皆さんもよく知っている、あのヘレン・ケラーは「世の中に怖い病気はたくさんあるけれど、無関心というのは最も怖い病気だ」と言っています。また、マザー・テレサが周囲の人々に、「愛の反対の言葉はなんでしょう?」と問いかけました。人々が「それは怒りです」「それは憎しみです」「それは復讐です」などと答えたのに対し、マザー・テレサは、「私は愛の反対の言葉は無関心だと思います」と答えたそうです。

 

 皆さんが学んだ、この富山福祉短期大学の建学の精神は、「質実にして明朗な人格形成」そして「専門的な学問とその応用を通して社会に貢献する人格形成」と謳っています。 人格形成というと難しく感じますが、一人ひとりの人柄とか、品性と同じ意味を持ちます。素敵な人柄品性はより多くの分野の人とのかかわり、より多くのモノとのかかわりを通して形成されていきます。

 皆さんがこれから進んでいく分野は、「かかわり」がとても重要な分野です。無関心でいることなく、いろいろな分野の人々に、そしてさまざまなモノや社会の出来事に積極的に関心をもちながら、心を寄せて下さい。素晴らしい専門家になるとともに一人の素敵な人になられんことを期待して、皆さんの船出への祝辞とします。

                       浦山 哲郎

2015年4月24日 | 理事長の部屋 |

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