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理事長の部屋

NO.75 絆(きずな)と絆(ほだし)

                                              平成26年3月15日

                 富山情報ビジネス専門学校卒業証書授与式祝辞

 ~前略~

今ほどは黙祷を捧げて頂きありがとうございました。311を通して、私たちは自然に対する畏敬の念を覚醒させ、自分の力だけで生きているのではなく、自然界という大きな存在の下に、互いに助け合いながら生きていることを改めて感じました。そして、日本国内のみならず世界の各方面からの支援に、「絆」の強さや大切さを改めて感じていると思います。

 

「人と人とのつながり、心や行動における深いつながり」を示す「絆」は、皆さんが船出するこれからの社会においても極めて重要な観点ですが、「絆」を作りあげることは簡単なことではありません。長い時間もかかるだろうし、幾多もの関わりややり取りをしながら、お互いに壁を乗り越えようとするところにのみ「絆」は生まれます。

 

「きずな(絆)」という漢字は「ほだし」という読み方があります。「ほだし」の意味は、馬が自由に歩けないようにつなぎとめるための縄を示します。つまり、人の心や行動の自由を縛るもの、自由を妨げるもの、という意味合いです。

 

本校での学生生活において皆さんの家庭内においても、自分では中々思うように出来ない、思うようにならない、多くの「ほだし」があっただろうと思います。先生達からの注意、両親からの注意など、時には煩わしく思ったと思いますが、いろんな壁を乗り越えてきたからこそ、親子の絆・先生達との絆そして友達同士との「絆」が生まれ、結果として、各種の国家資格や検定に合格し、そして100%の就職や進学が出来ました。これからの社会の中で乗り越えていかなければならないいろんな壁が出てきますが、自分自身に自信をもって、積極的な人生観で、いろんな「絆」を作って下さい。

 

出会いと別れは世の常ですが、卒業式を迎えた今日の別れの中にこそ、皆さんと私たち教職員の強い「絆」があることを忘れません。

これからも健康でより一層活躍されることを念じながら祝辞と致します。

 

2014年4月 6日 | 理事長の部屋 |

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