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学校法人 浦山学園

新入生の皆さんは、今日から始まる学生生活が生涯での色々な想い出になるように、国家試験や検定試験への合格を目指した勉強、学校内外での競技会や企業実習などに意欲的に参加して欲しいと願っています。昨年度本校の就職率・進学率は94.2%と、不況下においても努力した結果だと思いますが、景気後退で就職環境も厳しくなっていることは皆さんも承知していると思います。

 

企業の採用選考時の期待度と実際の学生に対する評価のギャップが最も大きいとする項目のデータがあります。上位3項目を紹介しますが、3位は「独創的な発想」、2位は「粘り強さ」、1位は何でしょうか?それは「コミュニケーション能力」です。相手の意見や質問を的確に踏まえた上で、自分の意見を分り易く述べることが出来る、そのようなコミュニケーション能力が企業の期待と実際の学生に対する評価のギャップが最も大きい項目になっています。

 

本校の教育理念の要は「知行合一を基本に実践躬行する」という考え方です。

「知行合一」とは「いろんな知識はあっても実行しないものは本当の知識ではない」という教えです。そして「実践躬行」とは「口で言っていることを自ら実際に行うこと」という意味です。

 

何でも皆さんが主体的にやってみる。そのことは、企業などが求めるコミュニケーション能力を自然と培うことにつながります。そして粘り強くコミュニケーションを続ける先には必ず独創的な発想が生まれてきます。

 

皆さんが健康で有意義な学生生活を送れるように私たちも皆さんと一緒に努力することを誓って祝辞とします。

2012年4月27日 |

 

昨年2011年の世相を表す漢字は「絆」でした。多くの犠牲者を出した東日本大震災から早や一年が過ぎましたが、卒業生の皆さんも実習や就職活動などの間隙をぬって、被災地への募金活動をはじめ陸前高田でのボランティア活動、被災地の子供たちへ絵本を贈る活動など、「絆」の強さや大切さを改めて実感させる行動をたくさん行ってきました。震災から一年が経ち、このような日本人の姿に世界各国からも多くの声明が発表されました。オバマ米大統領は「想像を絶する震災に、類稀なる辛抱強さと不屈の強い精神で立ち向かっている日本人は世界の模範である」と、日本国民を称賛しました。

 

震災の爪痕は家庭経済や企業の求人状況にも大きく影響しました。その様な中で、卒業生の皆さんはほぼ全員が就職先や進学先を決定し、本日の卒業式を迎えることを皆で喜びたいと思います。本学での2年間或いは3年間の学生生活の中で自分の思い通りにならないことも多々あっただろうと思いますが、被災地への支援活動と同様に、辛抱強さと不屈の強い精神で就職活動などに立ち向かった成果であると、私は感じています。

 

皆さんがこれから船出する社会において、自分の思い通りにならないことが学生時代とは比較できない程多くの局面において起きると思います。どんなに学問を修めても、実行しなければ宝の持ち腐れになります。大切なのは、辛抱強く不屈の強い精神で行動に移すこと。一を知ったらただちにその一を実行する。そして次第に一を知って十を行う域に達するようでありたいと思います。それが本学の教育理念に謳われている「知行合一」です。

 

卒業後も皆さんひとり一人の鎮魂の思いを被災地に届けて下さい。そのような人への思いが本来の強い「絆」となり、結果、皆さんの人生を豊かに築き上げることにもなります。

どうかこれからもより一層健康で活躍されることを念じながら祝辞と致します。

2012年4月20日 |

~前略~ 

 

昨年2011年の世相を表す漢字は「絆」でした。明日で一年を迎えますが、多くの犠牲者を出した東日本大震災や各地で発生した集中豪雨そして日本中を熱狂の渦に包んだ、なでしこジャパンの活躍などがその理由だということです。

「がんばれ東北」「がんばれニッポン」と声を掛け合いながら、卒業生の皆さんをはじめ、日本国内のみならず世界の各方面からの支援に、「絆」の強さや大切さを皆さんも改めて感じていると思います。一方で、被災地にあるガレキの山が一年たった今もほとんど処理出来ていません。47都道府県のうち受け入れているのは北海道・青森・山形そして東京の4つの自治体だけです。あとの43の自治体が少しずつ

でもガレキ処理を受け入れれば被災地の復旧や復興も一段と進んでいると思うのはわたしだけでしょうか?

地方自治体の処理能力が足りない・放射性物質拡散の懸念・住民の反対など、全国の多くの自治体がガレキ処理の受け入れにまだ難色を示しています。

「がんばれ東北」「がんばれニッポン」と連呼しあっていることとガレキを受け入れないということは「総論は賛成だが各論は反対という」あまり好ましくない判断であると私は感じていますが、皆さんはどうでしょう?

 

皆さんがこれから船出する社会において、これまでの学生時代とは比較できない程、皆さん自身が判断をしなければならない多くの局面に直面することになります。「総論賛成・各論反対」では、どんなに学問を修めても、実行しなければ宝の持ち腐れになります。大切なのは実行に移すこと。一を知ったらただちにその一を実行する。そして次第に一を知って十を行う域に達するようでありたいと思います。それが本校の教育理念に謳われている「知行合一」です。

 

明日の午後246分は一年前のあの大震災のその時になります。私たち一人ひとりの鎮魂の思いを被災地に届けましょう。

そのような人への思いが、本来の強い「絆」となり、皆さんの人生を豊かに築きあげることにもなります。

どうかこれからもより一層健康で活躍されることを念じながら祝辞と致します。

                          

2012年4月15日 |

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