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学校法人 浦山学園

昨年末の12月26日にインドネシアの スマトラ沖で発生した地震の津波被害は、未曾有の大惨事となり、15万人以上の被害者を出し、今もなお被害者数が増加し続けています。何も出来ない自分自 身としては、せめて初詣の神社で、鎮魂の思いを抱き、被害者の御霊に黙祷を捧げることぐらいでした。しかしながら、数日後の新聞の一節を読んだ時に、なに かとても恥ずかしい思いを持ちました。



どの新聞だったか記憶にありませんが、「アメリカは国全体の国旗掲揚が半旗だったし、主だった報道番組ではその大惨事を痛み、黙祷を捧げた。し かし、わが国日本は、半旗も全くなく、紅白歌合戦のような、日本国内のみならず外国にも放映されている番組にも、この未曾有の大惨事に寄せる思いのかけら もなかった。日本文化の要である、礼儀正しく他人を思いやることがこの国から消滅したのかもしれない」という内容でした。
私も元日には、いつもの通りに国旗掲揚をしてしまいました。その時、半旗のことは思いもしませんでした。日ごろから、「思いやりが大事」とか、「相手の立 場で考えることが大事」とか、「いろんな出来事に対する関心を持つことが重要」とかを、学生たちに言っている自分自身を猛省しました。



外国での出来事に関心を持つことで、日本或いは日本人であることを感じたり考えたりすることは多々あります。外国との接点を多く持つことにより、日本人としての言動が明確になることが多々あります。
今回のような外国での大惨事や出来事に対し、世界の国々はそれぞれ固有の考え方に基づいた行動を取ることは当然ですが、国際社会における日本・日本人の役割はいつも大きな課題となっています。

2005年2月 4日 |

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