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学校法人 浦山学園

『悔しい。でも選手諸君はもっと悔しい と思う。・・・最後まで戦って欲しい。・・・勝って驕らず負けて腐らず』。アテネオリンピック野球準決勝で敗れた日本選手チームに送った長島監督の言葉で した。日本のプロ野球の一流選手を集めた『長島ジャパン』。金メダルを取って当たり前の重圧の中で、人気プロ野球の選手一人ひとりが、『日の丸』に書かれ た『For the Flag 3』に祈るように手を触れマウンドに駆けて出て行った姿が感動的でした。
準決勝で敗れた時の涙は、日頃のプロ野球では見れない選手たちの祖国日本を思う気持ちとして私たちにも伝わりました。柔道、水泳その他の競技でも選手達は皆『日の丸』に手を当て、祖国日本のために戦っていた姿は本当に感動しました。


いろんな感動を与えてくれたアテネオリンピックですが、同時に考えたい事柄もあります。ひ とつは8月初旬の中国でのサッカーのアジアカップでの出来事です。日本国家斉唱時のブーイングや一部だろうとは思いますが日本国旗を燃やす中国の人たちの 行動を我々日本人はどう考え、どのように対応すべきか。もうひとつは小泉首相の靖国参拝や尖閣諸島に上陸した中国人の拘束など、日中間で歴史問題や領土問 題が浮上するたびに『反日感情』が高まる日中問題。特に靖国参拝の問題は、果たして『戦後はいつ終わるのか』という気持ちをいつまで持たなければいけない のか、日本国民にとっては大変重要な課題です。


アテネオリンピックでこれほどまでに健闘出来る大国日本、経済大国日本、科学大国日本。
4年毎にやってくるオリンピックで日本国、日本国民は『日の丸』に誓い、『日の丸』に感激をする。同時にオリンピックが行われる8月は、日本の大きな区切 りである終戦の日でもあります。日本の老若男女すべての国民が、今日の大国日本の基礎造りをしてくれた先人達に素直に感謝し、これからの地域造り、国造り に国民一人ひとりがそれぞれの役割を誓って素直に手を合わせることが国際社会で中々出来ないことは、大変やるせない気持ちになります。


日本の国旗『日の丸』を燃やされた日本人の意識とオリンピックで見せた『日の丸』への誓い と感動が、なぜか噛み合わない気持ちを抱くのは私だけでしょうか。ノーマンカズンという方がこの国を『背骨を欠いた巨人』と評しています。このことは今の 日本、日本人として何が問題なのかを学校教育の中で考え、教育プログラムに反映することが我々の教職員の役割だと感じています。


最近の日本の家庭では、祖父、祖母の名前を言えない子供たちが増えているそうです。子供た ちが万引きをしても罪と思ってなく、いたずらだと思う子が増えているそうです。いま、教育基本法が国会で議論されていますが、国旗『日の丸』の教育がなけ れば、燃やされようと踏みつけられようと、何の意識もおこらないでしょう。教室で先生達が教えることは教育として当然ですが、国際社会においては、相手国 に敬意を持ちつつ、自国の考えを示す明確な教育基本法が国家の基本となることが重要だと考えます。


『For the Flag』に向けて頑張りたいと思います。

2004年8月28日 |

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