Home >

学校法人 浦山学園

過日、学園が主催している『親学フォーラム』への出講依頼をするためにイエローハットの鍵山相談役にお 目にかかり、いろいろとお話をお伺いしてきました。日本全国と同様にアジア各国に事業所を出店され、大変ご多忙中にもかかわらず長時間お話しいただけたこ とは大変光栄でした。

4月16日に開催された『これからの教育を考える懇談会―文部科学省主催』で話された内容をお伺いできました。正確には全てを書き取れませんでしたが、その主な内容は次のような内容でした。

■生徒学生達に対し、表面的な人気取りの先生達が多くなっていないか。職員会議で議論されている課題などを教室で(生徒・学生達に)実施しているだろうか。

■理想を唱える教育論議と同時に、『躾や道徳』が学校教育の中で実践されるべきではないだろうか。『落ちこぼれ』が多いと言うが、学校で『落ちこぼれ』を作って社会で間に合わないと言っていないだろうか。

■クラス担任制度はいいが、『密室化』していないだろうか。担任・アドバイザーだけの権限と責任にするのではな く、学校全体の仕組みにすることが重要ではないか。

■夢や希望を持つことを学校教育で実践することが重要。形に表れた約束や報酬だけが人の目的や目標ではない。未 来の約束や結果がなくても挑戦する人格形成が必要。そのためにも、挨拶や掃除などのような当たり前のことを学 校内で実践する『凡時徹底』が必要ではないか。


伺っているうちに、学園内でも思い当たることや今取り組んでいることなどを話され、清水さん(秘書の方)から相談役の次のアポイントの連絡があったにもかかわらず、時間を超過して話し込んでしまいました。

富山県は全国でも『報徳教育』の先進県であったそうです。
昭和初期の農村不況を脱するため、富山県は二宮尊徳(金次郎)の精神による『報徳運動』が盛んとなりました。学校もこれを受けて『金次郎の報徳精神の教え』とした三大徳目を教育の要にしたそうです。『三大徳目とは、勤労―よく働く・分度―身分相応に暮らす・推譲―世の中のために尽くす』という教えです。

2003年度の高等教育機関進学率は約73%でした。100人の高校卒業生のうち73人までが大学・短大・専門学校に進学したことになります。これまでと違う点は、進学先を選ばなければどこにでも進学できる時代になったといえます。(ユニバーサルアクセス型時代の到来)。

進学率の向上は大変素晴らしいことです。同時に、入学動機も多様、学力も多様、社会経験も多様である学生達が入学してくることを我々教職員は理解する必要 があります。言い換えれば、多様化した学生達に対応する教育プログラムがより一層必要になってきたということだと思います。多様な学生達の付加価値を高め る教育プログラムが、浦山学園で如何に実践され、その考課をどのようにしていくかが課題となります。

16年度が始まりましたが、より一層の『学力の向上』のためにも『躾・道徳の実践躬行』を重点目標として『ユニバーサルアクセス型教育システム』の構築に向け、教職員一丸となって邁進したいと考えています。
2004年4月26日 |

ページトップへ