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学校法人 浦山学園

昨年末のテレビ番組で、『2003年は、「危機」と言われている局面が具体的に見える年』と 言うコメントがありました。2003年1月1日の新聞やテレビでは、市町村合併・経済不況・イラクや北朝鮮問題などを含め「危機」と言われる関連記事で枚 挙にいとまがない局面で2003年が始まりました。その上、2002年に生まれた赤ちゃんが前年より約一万五千人減って百十五万六千人となり、過去最低を 更新したとのことで、教育機関もよほど明確な方針で付加価値を高めないと社会に認められないと言う意識を改めて感じました。



もう少し1月1日の新聞を紹介します。元旦の日本経済新聞の一面の記事に、『日本国のカルテ』と称され、『病名―日本病。症状―先送り中毒、前例依存症、 危機意識欠乏、リスク過敏』と書かれてありました。『国が静かに衰弱していく「日本病」が経済と社会を侵食している。語るだけの改革では何も変わらない。 ひん死の状況から生還するため、日本はいま、変革を前へと進める行動力が問われている。だから今、論より実行する改革が必要である』と、我々日本国民に警鐘を高く鳴らしていることを感じました。



元旦から重たい私のムードを押し上げてくれたのは、ノーベル受賞者のテレビのインタビュー番組でした。田中さんは都合で欠席でしたが、重苦しい「危機」の話しの後の小柴さん(2002年)・野依さん(2001年)・江崎さん(1973年)達の会談は、改めて「夢や目標を実現させる無邪気なまでの思いや信念の大切さ」を感じました。



会談の中で、それぞれの先生達が、これから時代を担う若者達に贈る言葉を次のように話されていました。


  • 小柴さんー自分の夢を見つけて大切に育てよう
  • 野依さんー憧れと感動そして志
  • 江崎さんーいつも歩く道を離れ、未踏の森に飛び込み、新しい物を探れ
  • (田中さんー失敗を恐れずに信念を持って行動しよう。新聞記事より)



失礼ながら、これらは特別な思いや考えでもないように思えるのは私だけでしょうか。
しかしながら、テレビでの三人の先生達は、上記の言葉を、まだ少年のような新鮮な感じで、
満面の笑顔で話されていた様子が今でも印象深く残っています。

『大切なことは、当たり前の思いや考えから発生する夢や目標を実現するために、たゆみない不断の行動を続けることなんだよ』と私達
に笑顔で語りかけていただいたんだと思います。会談の中に出てきた、フランスの細菌学者・パスツールの言葉も印象に深く残っています―偶然は、準備の出来ていない人を助けない(チャンスは準備をしているところにやってくる)―。



『論より実行』。学園のH15年度基本方針は、

  1. 学力の向上と道徳の実践躬行
  2. キャリアアップを推進する生涯学習分野への参入
  3. より公正な評価体制の実施

を骨子として、勇気ある学校経営を目指します。



教師が変われば学生が変わる。
健康に十分留意しながら、
せらず』 ・ 『わてず』 ・ 『きらめず』 の三つの『を意識しながら、教職員・学生・家族、皆で今年もお互い頑張りましょう~~~~!


 

以 上



浦山 哲郎

urayama@te.urayama.ac.jp


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2003年1月21日 |

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