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学校法人 浦山学園

昭和22年に制定以来、一度も改正されていない『教育基本法』の初の改正の方向性が示されました。『教育基本法』は3項目にわたる短い前文と第1条から第11条(各条項は4~5行)で、誰にでも読める短いものです。

今回、大変注目すべき下記の3項目が中央教育審議会中間報告に盛りこまれた。

①『国や郷土を愛する心』

②『公共に主体的に参画する心』

③『家庭教育の回復』


このような必要性は叫ばれていたものの、学校現場でこうした価値観は一貫してないがしろにされてきました。



この改正案が成立に至るまでにはこれからも多くの議論を重ねていくのでしょうが、この考え方を避けて、これまでの延長で継続すると仮定すると、今日のグ ローバル社会において、日本に求められていることは適えられなくなる可能性が高くなと感じます。むしろ、より一層骨抜きの日本にますます進むと考えるのは 私一人でしょうか?



例えば、外国留学生(社会人含む)と話すとよく分かります。本校に在籍している中国人留学生や知り合いのアメリカ人と国旗について質問すると、ほとんどの場合、各国の国旗の示す意味合いを話してくれます。

『中国の国旗は「五星紅旗(ごせいこうき)」といい、赤は共産主義のシンボル。大きな星は中国共産党を表し、小さな星は中国の全ての国民を意味する』と、ほとんどの留学生は応えてくれます。

『アメリカの国旗は、50の星は州の数で赤白のすじは13あって、独立宣言で13州が成立したことを示す』と、ほとんどのアメリカ人達は応えてくれます。

さて、日本人に、日本の国旗は何を示しているか?と聞くと、どんな応えが返ってくるでしょうか? 入学式や卒業式での『日の丸掲揚』自体を問題視をしてきた日本(人)には、結構難しい問題かもわかりません。これは、大きな教育問題のひとつであると感じます。
アメリカや中国では、国旗がいつも掲揚されている学校が多い。幼稚園の頃から、国旗に向かって宣誓したり、学校のみならず家庭においてでも愛国教育をしていく中で、躾も成り立っていると思う。

『「日の丸」の「日」は太陽で、人間の命の根源のエネルギーであることを「日の本」、つまり「日本」という国名にした。日本人は、数十年も前から朝日を拝 んでいたが、今は、元旦の初日の出を拝むぐらいになった。「日の丸」は日本人の「感謝」の気持ちの象徴である』 -日本のこころの教育;境野勝悟著-



『日本の国旗』について、学校でも家庭でも 正確に話し、
ことある毎に掲揚し、『日本人としての誇り・日本人としての役割』
を継承することを、学校・家庭そして地域社会の連携・協力で推進していけば、
国や郷土を愛し、公共に主体的に参画することにつながると思います。

『日本全体が行儀が悪くなっている。オリンピックで、表彰台に立った外国人選手たちが、
みな帽子をとって国旗に礼を尽くしていたのとは対照的に、日本選手はとろんとしていた。
高校野球でも選手たちが国旗掲揚・国歌斉唱で歌っていない。
国旗を尊敬する癖がついていないと、
外国に行っても外国の国旗に敬意を払うことを知らないだろうし、
外国の国歌が歌われている時も、それに敬意を払うことを知らないのではないか。これは、
行儀を教えられない子どもが、よその家に行って恥をかいたり、
つまはじきされたりするのと同じである。だから、学科を教えると共に、訓練しなければいけない』 -国民の教育;渡部昇一著 ―



浦山学園の理念の一節に「 ~ よりよき社会の形成に自ら貢献出来る人材育成を期する」と
あります。

今回の改正案の中間報告に盛り込まれた前述の三項目を実践躬行していくことで、学園理念の具現化に更に一歩近づくよう努力したいと思います。



以 上

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2002年11月21日 |

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