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学校法人 浦山学園

 平成13年10月22日、富山経済専門学校に新設された日本語学科の第1回の入学式が挙行された。この学科は、外国人が日本の大学等で学べるレベルの日本語を修得するために設置された。

 第一回の留学生は、多数の志願者から選抜された18歳から27歳の中国人の男女16名。


 来賓の小杉町町長は、祝辞の中で、

『 多くの入学式に出席したが、"ご入学おめでとうございます" と言ったことに対して、"ありがとうございます!" と 応えてもらったことは初めてです! 』 と 感激の一端が述べられた。

 これは、出席した人達(私も含め)の誰もが感じたことである。

続いて、日本国国歌、中国国歌斉唱となった。16名の留学生は、会場に響き渡る大きな声で、中国国歌を斉唱した。予行演習はなかったと後から聞かされた。


 入学式の次第は、留学生の自己紹介に入った。

一人一人の自己紹介に、会場からは拍手が湧き出た。それは、日本に来た 思いや今後の 目標 を、留学生達が一人一人明確に、しかも、真剣な気持ちで話してくれたことに感激した、我々の自然な拍手であった。


 入学式の後、参加者のほとんどの人達が、感激したムードを会場に漂わせていた。



 企業の人事担当者の学生に対する主な要望事項として、コミュニケーション・意欲・知識 があげられている(H11年 株・アイバックによる北陸地域の企業へのアンケート調査結果)。もし、日本語ができれば、この留学生達は、企業の要望事項を概ね備えているとすら感じた。



 人が成長するために必要な、基本的な考え方があるとすれば、それらはどんなことになるのだろうか。

 中国の教えのひとつに五常がある。礼・智・信・義・(勇)・仁 は、儒教で人間の実行すべき『徳』を指す。(五常については、学園長の部屋のホームページ NO.6  H13・2・20のバックナンバーを参考)

 また、西洋を中心とするカトリックには、Cardinal Virtues - 基本道徳が ある。Justice-正義・公正、 Prudence-思慮・分別 、 Temperance-自制・節制、 Fortitude-剛毅・辛抱 、 Faith-信頼・信念 、 Hope-希望 、 Charity-愛・仁愛・思いやり は生きる上での7つの『基本道徳』を指す。



 日本においては、『修身』と言う考え方があったが(今もあるはずだが・・!)、『五常』や『Cardinal Virtues』に相当する『考え方』は何になるのだろうか?『考え方』を明確にし、共有し、実践躬行していくことは、教育の大きな目的であるし、その国をつくる基本となるのではないだろうか?



 浦山学園の『考え方』は、理念・指針・行動規範そして各学校の教育目的・教育方針そのものである。日本人学生や留学生達の期待に応えるため、教職員一丸となって、この『考え方』の具現化に取り組んでいる。

以 上
2001年11月23日 |

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