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学校法人 浦山学園

不良債権のために経営が傾く企業のみならず、異物混入やクレーム処理のミスで顧客の信頼を著しく失い会 社の存続をかけて再建をしている企業が続出しています。そんな中で、金融機関の整理・リストラに次いで、ついにゼネコン大手の整理が始まり、本社ビルの売 却やゼネコン同士の提携が始まろうとしています。また、日本で最大と言われている中国新聞『中文導報』が8月3日の紙面で日本の高等教育機関の経営危機を 伝える記事を掲載しました。
日本の社会はどこも『再建』がキーワードになってしまいました。

どのようにして実効的な再建が出来るか?
どんなに素晴らしく緻密な計画を策定しても、それを実践躬行出来る有能な人がいなければ、問題解決は常に先送りしか出来ないことも承知しています。
同化型時代のように、階級制度・終身雇用・学閥など権力、権威に支配される関係がどんどん姿を消していっています。
情報革命(IT)が進行し、世の中の構造が変化していくに伴い、新しいコミュニケーションラインや新しいネットワークなどを自分達の力で組み立てて、生きていく時代が到来したということでしょう。
言い返れば、同化型社会から調和型社会に移行した局面においては、一人一人が如何に実力をもった社会人になるかが大きな課題となってきました。

今日の日本に創造的破壊をもたらしていることは、同時に我々日本人に勉強の大切さを教えてくれながら、もう暫くで到来する21世紀に向けた新しい飛躍のチャンスを与えてくれるもだとの言える感じがします。

まずは、自分自身を知る、即ち自己認識から始めたいと思います。そのためにも、仕事上の生きがい・個人としての生きがいとして、十年後に自分がどうなっていたいかという夢や目標を、今一度考えるようにしてみたいと思います。
しかし、それは常日頃意識していないとすぐには出てこないケースが多いと思います。
沢山の電線が這っていることを『たこあし』と呼んでいますが、 IT時代はまさにそれが可能となる時代だと感じます。『たこあし』の如くにコミュニケーションラインやネットワークを張り、それらの情報を基に十年後の自 分を考えることは誰にでも出来そうな気がします。世間で良く言われている『情報開示』『情報共有』の姿勢とはコミュニケーション能力を高め、十年後の自分 を夢見る『自己実現』の基本的な考え方なんだと、最近つくづく感じるようになりました。

以 上  
2000年9月 5日 |

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